core1コンクリート構造物は、社会基盤施設として市民社会を支えてきました。丈夫で長持ちするコンクリート構造物によってはじめて社会は健全な姿を保ってきたと言えます。コンクリートは建設材料の中でも最も多く使用されるようになり,その品質は人工の石材に例えられるように安定し、不変であると信じられてきました。しかし、これらのコンクリート構造物が、その原材料、施工、環境および供用条件等の要因により、必ずしもメンテナンスフリーではなくなってきました。このため、コンクリート構造物といえども、適切な維持管理なしにその寿命を全うすることは、難しくなってきています。これまでのスクラップ・アンド・ビルドと言った考えではなく、現在供用されているコンクリート構造物を効率的に維持管理し、当初設定した供用期間を超えて有効利用するかが重要となっています。時代は、ストック・アンド・リノベーションへと変化しており、持続可能なサスティナブルな社会が望まれています。

このような時代の中で、私たちの使命は、コンクリート構造物に代表される社会基盤構造物に対して適切で有効な診断を行い、最適な解決策を提案することであります。また、サスティナブルな社会を実現するという目的をもって、私たちの培ってきた高度な技術力を活かすことにより、社会に貢献したいと考えています。社員一同“丈夫で,美しく,長持ち”するコンクリート構造物の実現に向けて日々技術の研鑽に励む所存です。

事業内容
点検・調査
外観目視点検(橋梁・トンネル)/超音波法/衝撃弾性波法/電磁波レーダ法/電磁誘導法/弾性波トモグラフィー /X線透過法/PCグラウト充填度に関する調査 他

点検・調査
橋梁の載荷試験/床版の押抜きせん断試験/残存膨張量試験/塩化物イオン含有量/コンクリート強度試験 コンクリート部材に作用する有効応力の推定試験 /ASR劣化に関する各種試験/各種供試体の設計・制作 他

PC・RC構造物の設計
新設構造物の概略・詳細設計/復元設計/既設構造物の補修・補強設計/耐震補強設計/PC施工支援検討 施工計画 他

数値解析
弾塑性FEM解析/非線形FEM解析/温度応力解析/時間依存性ひずみ解析/ウェーブレット解析 他
PCグラウト調査
core02PCグラウト調査とは
ポストテンション方式で製作されるプレストレストコンクリートの、シース内部のPCグラウト充填度調査の事である。

 

core03PCグラウトの必要性
PCケーブルのシース内にPCグラウト充填不足部分が存在すると、その部分へ雨水や海水あるいは凍結防止剤を含んだ水が浸入することにより、PC鋼材が腐食し最終的に破断に至ることがある。

PCグラウト充填不足が原因でPC鋼材が腐食し破断する場合では、破断時の衝撃エネルギーによりコンクリートが剥落する事例も報告されている。このようなケースは、部材の耐力低下につながるばかりでなく、構造物の立地条件によっては第三者に障害を引き起こす可能性がある。

PCグラウトは、PC鋼材とコンクリートの一体化を図ることおよび、PC鋼材を腐食から保護する役割を果たす。
PC橋の健全性(内部PC鋼材)を評価し、維持管理を効率的に進めていくためには、PCグラウトの充填性を調査する必要がある。


core04調査を検討すべき損傷例
初期点検時:PCケーブルに沿ったひびわれ

定期点検時:PC部材に発生する曲げひびわれやせん断ひびわれ
PCケーブルに沿ったひびわれ、漏水、エフロエッセンス
施工目地からの漏水

調査方法
1.<インパクトエコー法>core005
測定対象の直上で打撃などにより弾性波を入力し、そこに発生する縦波共振、すなわちエコーを振動センサ等で測定する手法である。

 

core062.<衝撃弾性波法>
測定対象とする横締めの片側の定着部から弾性波を入力し、シース内のPC鋼材を伝達してもう一方の定着部から得られた波形を観察して、PCグラウトの充填状況を推定するものである。

 

core073.<X線透過法>
X線を構造物に照射し画像処理された透過画像からPCグラウト充填の有無を判断する方法である。

 

 

core084.<直接削孔法>
ハンマードリルを用いて小径の穴をシースにあけ、シース内部のPCグラウト充填度状況の確認を直接目視によりPCグラウト充填状況及び腐食状況を確認する。

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受付時間:24時間365日

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