バイオマス発電株式会社は、バイオマス液体燃料を使用した新たな技術に着目し、バイオマス液体燃料対応発電機の開発や、発電所の申請から施工、メンテナンス作業およびオイル供給まで手掛けている。液体バイオマス発電は広い土地を必要とせず、2MWの発電に必要となる敷地面積は僅か350坪程度である。

地球に優しい発電を可能にする

液体バイオマス発電の原料の1つであるパームヤシは成長過程で、二酸化炭素を吸収し、燃焼の際には二酸化炭素が排出されるものの、成長時に吸収する二酸化炭素の量と同等となる（カーボンニュートラル）ため、地球環境にダメージの少ない新しいエネルギーとして注目されている。同社は、北越工業株式会社製の発電機をベースに独自開発したバイオマス液体燃料対応発電機「B800P」を開発。パーム油をはじめとしたバイオマス液体燃料はもちろんのこと廃油にも対応可能な発電機となっている。また、遠隔監視機能を搭載しており、ネットワークにて状態の確認・制御をし、24時間運転で従来の発電機よりも効率的に発電が可能である。