左からマイクロ波減圧乾燥ラボ機、マイクロ波減圧乾燥機1段型、マイクロ波減圧乾燥機２段型、マイクロ波減圧乾機３段型

【マイクロ波減圧乾燥方法の特長】

乾燥物を乾燥室に入れて減圧することにより、水分の蒸発温度を４０～５０℃として食品の乾燥温度を下げ、乾燥物の内部から外部への水分移動を促進します。乾燥に必要な熱量の供給には水分に選択的に吸収されるマイクロ波加熱を使い、マイクロ波のパルス照射等による品温制御により、乾燥物の無駄な温度上昇を抑えて細胞の変質等を抑制することを重要視します。蒸発水分のキャリアガスとしては、微量の外気や不活性ガスを乾燥室に流入させることにより、水蒸気を効果的に室外に排出するという特長があり、低温・高速・省エネルギー乾燥を実現しました。

用途：野菜、果実、CNFの濃縮等、常温・無添加で濃縮や乾燥

一般的な真空凍結乾燥に比べ、乾燥時間は27分の1程度、総消費電力は50分の1程度の省エネ乾燥が可能です。

お客様のご要望に合わせて設計製作いたします。また、乾燥テストや少量の委託乾燥なども受け付けております。