コガネイでは、これまでオリゴ糖の化学合成において主流の固相合成では困難であった高純度、大量合成などの課題を、新規開発の液相合成手法により克服。これにより、従来1バッチあたり㎍～㎎オーダーの収量であったのに対し、100㎎オーダーの単一構造のオリゴ糖（脱保護後）を得ることが可能となった。グルコサミン・グルコース・マンノースなどの糖オリゴマー（2～6量体）を中心に、顧客の要望に応じてカスタム合成にも対応する。コガネイのオリゴ糖は、①任意の配列が可能、②化学合成原料に適した保護基付き（必要に応じて脱保護可能）、③末端に脱離基付き、④アジド基が導入可能などの特長がある。ターゲット選定の為の標準試薬として、その他これまでオリゴ糖の効果が確認されながらも入手量の問題で検討が進まなかった分野（医薬品、化粧品など）での応用研究をサポートする。