ダイシンは、2D・3DCADを利用した、溶接設備や自動車のボディを作る機械、車種切り替え装置など数多くの機械設計を行ってきた。

製品価値の向上とコストダウンを実現

溶接関連の設備設計を得意し、多品種少量、大量少品種を問わないフレキシビリティーを備えた多目的省力装置を設計してきた、同社の設計技術は、自動車産業の生産技術とともに歩み、より早く、より省力化、より高品質を合言葉に改善の連続から生まれたものである。
モノづくりをする前にデジタル検証を行い、問題点の洗い出し、試作の廃止、トライ期間の短縮を行うことにより、トータルコストを下げることを実現し、高品質・高信頼の機械設計の向上を図っている。

独自の視点と発想で製品開発を支える

これまでに培ってきた設計技術やノウハウを活用し、これまで得意としてきた自動車関連の設備設計に留まらず、先を見据えた新しい機能を持つデジタル設計が必要となる分野へ新規参入の可能性を検証している。