バレル研磨加工のスペシャリストである板津バレルは、 鉄・アルミダイキャスト・ステンレス・その他製品のバレル研磨を行っている。また、酸化被膜除去の酸洗いも行い、製造の最終工程を担っている。

要望に沿った最適な加工方法を提案

同社は、高付加価値の研磨処理が出来るよう多種な設備により精度の高い研磨を安定して行うことが可能。バレルの回転により加工物と研磨材、コンパウンド、水を研磨槽に一定の割合で混合して、研磨層で運動を与え研磨される回転バレルや、振動によりバレル槽内の加工物と研磨材が相互に摩擦運動することによって研磨される振動バレル、回転バレルと振動バレルと比べても5～10の研削力がある流動バレルなど、小物（1㎏）から大物（3㎏）までの製品の大きさ・形状により細かく使い分けている。短納期・小ロットにも対応しており、小物部品であれば1〜2000個／日が可能。また、粒体を加工物に衝突させ、ワークの加工を行うショットブラストなども同時に行っており、ワンストップで加工が可能。長年培った技術力やキャパの広さ、フットワークの良さなどが、顧客の満足度を一層向上させている。