スマートインサイトは、多種多様なデータを仮想統合し、目的とする観点で関連性をつけて素早く可視化することに焦点を当てたツール「Mμgen（ミュージェン）」を開発・販売している。Mμgenは、製造現場からの「データ/報収集」だけでなく、新たな課題の発見や高度な分析を可能にした。Mμgenでは、170種類以上のコネクターを用意しているので、ほとんどのデータを仮想的に取り込むことができ、取り込んだデータは見やすい形にビジュアルな画面をダッシュボードとして作り上げて「見える化」を実現。また「スマートデータチェーン」の独自機能を使い、ダッシュボードからダッシュボードへと関係のあるデータを追いかけていく「データのなぜなぜ分析」ができるのも大きな魅力の1つだ。

トヨタ自動車では、以前よりサーチアプリケーション「SMART InSight G2」を利用しており品質情報の統合を実現し、大きな成果を挙げていた。2019年よりMμgenを新しい品質情報分析システムに採用し現在構築中。情報解析の強化によって、市場情報への迅速な対応ができる体制の構築を整える。