岩﨑機械工業は、各産業界においてどのような価値が顧客ニーズを満足させるかを常に思考し、業種別に様々な要望の解決に対応すべく業務の幅を広げ今日に至り、より総合的な装置メーカーを目指し事業領域の幅を増やしている。また、コロナウイルス感染拡大に伴い、産業界でも様々な影響が出始めている中、日本回帰の産業対応や、ロボットを多用した省人化支援にも積極的に対応を行っていく。旧国鉄時代、鉄道車輛計器類の工場として50年以上技術力と実績を積み上げた同社は、時代の変遷に伴い、培ってきた技術を活かすべく液晶ディスプレイ関連生産設備を開始、その後リチウムイオン電池や車両用のエンジン、サスペンション、ブレーキ産業用、また食品や医療関係、マグネトロン関連といった様々な生産設備を手掛けるようになり、様々な業界で〝黒子〟として活躍する総合自動機メーカーとして業績を伸ばしてきた。

さらに、鋼鉄事業部では関東地区では希少な大型の加工機を5台保有。最長11㍍まで加工できる大型機械を駆使して高い加工精度や安全性の確保を可能とし、駅や高速道路、トンネルといったインフラ設備や、船舶の環境汚染対策部品、地震対策のための建設機器部品にも対応。社会基盤や地球環境保護にも大きく貢献している。営業から機械設計、電機設計、溶接、加工、組立までを自社一貫体制で行っており、中小企業だからこそできるフットワークの軽さで、細かなユーザーニーズにも対応できる。幅広い業種対応と高い技術力に加え、小規模組織ゆえの親身なコミュニケーションを誇る同社は、関東屈指の自動機メーカーとして全国規模で注目を集めている。

日々新たな製品が生み出されるモノづくりの世界において、最良の製造方法・生産システムを顧客と共に考え出し、提供できる企業を目指しながら、日本全国、そして世界中で活躍する装置メーカーとして「100年企業」へ挑んでいく。