日本熱研は、VITRONICS SOLTEC社製造のはんだ付け関連装置の日本代理店として、世界の優れた技術を国内の電機・電子機器製造業に届けている。
　ポイントはんだ付け装置は、表面実装された基板のコネクターやリード部品をパレット治具を使用せずに部分的なはんだ付けをする技術で、余分なフラックス消費や酸化物（ドロス）の生成を抑えながら高品質なはんだ付けを実現する。はんだ付け箇所をプログラムにて指示するセレクティブノズルの6745・6746の実績を引き継いだ多種少ロット生産向け「ZEVAm型」と予め設計されたマルチノズルを使用する6748を引き継いだ量産型高速機「ZEVAv型」を用意している。
　「ZEVAv型」は、生産タクトが18〜25秒と高速でスリットスクリーンを用いるとファインピッチのブリッジも解消できる。なお、3台の槽を載せられるのでマルチノズルとセレクティブノズルの併用も可能だ。