株式会社エヌ・ピー・シー
世界で初めて太陽光パネルの製造工程に必要な各種装置のフルラインアップ化を実現
当社は太陽電池モジュール製造に必要なすべての製造装置を提供しており、世界トップの納入実績を獲得しております。お客様のニーズにあわせた最適な製造装置、製造ラインをご提案します。当社では太陽電池モジュールの需要の急速な高まりに対応するため、仕掛品の有効活用や人員の最適な配置を行うこと等による太陽電池製造装置の納期短縮に取り組んでいます。最短でご注文から2~3ヶ月程度でモジュールの製造を開始いただくことが可能です。また、太陽電池モジュール生産ライン立ち上げ時において、各種認証取得もサポートいたします。
セルテスター
太陽電池の最小単位であるセル一枚ずつに擬似太陽光を当て、その測定結果(発電量等)をもとにセルのカテゴリー分けを行う測定装置です。
当社のセルテスターは、独自の計測・分析ソフトウェアを搭載し、長年の経験及びノウハウをもとに開発した高速セル搬送・計測技術により高い生産性を実現しています。
また、当社セルテスターは高効率太陽電池セルやバックコンタクト(裏面電極)セルを含めた全ての種類のセルに対応可能です。
オプションとして、マイクロクラック検査・セル間合紙供給ユニット等の幅広い選択が可能です。
一方で、新しい材料や技術をベースとしたセルが市場に導入される際は、タイムリーにハードウェア及びソフトウェアの更新等を行い、常に最新の技術に対応できる装置を提供しています。
セル自動配線装置
セルにハンダメッキ銅線をハンダ付けし自動的に直列配線する装置です。(配線されたセルは”ストリング”と呼びます。)
セル自動配線装置は、1990年代の太陽電池量産開始直後より製造販売を開始しており、その長期にわたる実績、経験、ノウハウをもとに高品質なハンダ付けを高い生産性で実現しております。
近年のセルの薄型化に伴い、薄型セルのハンドリング技術の獲得にも積極的に取り組んできた結果、当社技術は業界トップレベルにあり、その技術を反映させた薄型セル対応装置も提供しています。
レイアップ装置
セル自動配線装置で配線されたセル(ストリング)を交互に並べる装置です。配列されたストリング(この状態を”マトリックス”と呼びます)を供給された強化ガラス・封止材の上に積層します。なお、次工程ではこれらストリング間を配線し、太陽電池の回路を形成します。
当社は全自動、ユニット内自動など、お客様のご要望に合わせた様々な設計を行うことができます。
真空ラミネーター
太陽電池モジュールを真空中にて加熱し圧着封止させる(ラミネーション)装置です。
強化ガラス上に配線したセル、封止材、保護シートなどを積み重ねたものを真空中で熱をかけてプレスし、モジュールを封止します。
均等に加熱し高品質なモジュールを製造するためのサポーティング・デバイスピンは、当社の特許技術であり、世界中のモジュールメーカーから非常に高い評価をいただいています。
また、装置ヒーター部の完全密閉や熱板温度制御の細分化により、チャンバー内の熱板が真空時においても最高レベルの均一な熱分布を確保していることも優れた特徴のひとつです。
モジュールテスター
太陽電池モジュール製造工程の最終検査に用いられる装置です。
完成した太陽電池モジュールに擬似太陽光を当て、その出力(発電量)などを測定します。長年の経験及びノウハウをもとに開発した当社独自の計測ソフトウェアを搭載しています。
また、お客様の仕様に合わせたモジュールの自動ハンドリングにも対応します。
レーザー検査装置
太陽電池セルやモジュールにレーザー光を照射し、クラック(割れ・欠け・ひび)等を検出するための装置です。太陽電池の長期信頼性を客観的に証明するために非常に有効であり、従来の検査方法に比べ、クラック部分のみをより高精度に検出し、鮮明に画像化することができます。また、クラックの自動検出が可能であり、目視検査の人員が不要となることから人為的な判断ミスを防止できます。さらには、良品を不良品と誤判定することが無くなり、生産での歩留まり向上が期待できる一方で、不良品を良品として出荷することも無くなり、最終製品の品質信頼性の向上に繋がります。
当社はセル、ストリング、モジュールの各工程におけるレーザー検査装置を有しております。なかでもモジュール用レーザー検査装置は、当社が世界に先駆けて開発した装置であり、当機構を用いた太陽電池の欠陥検査方法は「レーザー走査法を用いた太陽電池モジュールにおけるシリコンウエハのクラック測定方法」として2015年1月にSEMIで規格化されました。
その他の装置
上記主要装置の他、EL検査装置、シートフィーダー、自動フレーミング装置、自動トリミング装置、電極形成装置など、一貫製造ラインに必要な各種装置をお客様のご要望に応じて提供しています。
太陽電池製造装置リユース
世界各国のお客様への装置の納入実績やこれまで培ってきた技術力、グローバルなサポート力を最大限に活用し、太陽電池製造装置のリユースに関わるトータルサービスをお客様のご要望に応じてご提供いたします。太陽電池モジュール製造装置の主要4装置(セルテスター、セル自動配線装置、真空ラミネーター、モジュールテスター)はもちろんのこと、モジュール製造工程に必要なすべての装置について単体機、ラインを問わずご相談下さい。
- 不要になった製造装置の販売先提案及び装置の査定をしてほしい
- 低予算で高品質な装置を購入したい
- 新たに購入したリユース装置のオーバーホールやメンテナンスをしてほしい
- リユース装置を改造して性能を上げたい等、お客様の多種多様なご要望への対応が可能です。
太陽光パネル受託加工(OEM)
受託加工の形態で、お客様ブランドの太陽光パネル製造を請け負います。お客様から太陽光パネルの材料及び設計情報等をご提供いただき、当社が保有する製造ラインで太陽光パネルに加工します。標準的なタイプだけでなく、特殊サイズ、両面ガラスタイプなど、幅広い要望に対応します。なお、お客様が取得している各種認証(TÜV、JET等)については、当社工場を適用範囲に組み入れるよう追加申請いただくことで適用させることができます。
高効率両面受光パネル

- 最大出力340W※ 裏面からの受光による発電で最大20%発電量がアップ
- 高効率N型単結晶セルを使用した日本製両面受光パネル
- ダブルガラス構造による高い耐久性と厚さ2mmの薄型ガラス採用による軽量化を実現
- 両面発電により垂直設置も可能
- 影ができにくいフレーム内収納ケーブル
- 1端子型ジャンクションボックスx3採用で過熱および電力損失を防止
多機能高速I-V計測システム『ラキット』
- 多連プローブホルダー(特許申請中)を備えたI-Vトレーサーにより、最大4本のストリングを同時に測定できます。
- 現場の計測時間をMWあたり約2時間まで大幅に短縮します。

- 当社独自のアルゴリズムで解析を行い、メガソーラーのデータを高速処理。集計・解析・レポート出力までMWあたりわずか3分で行います。
- 3つの判定モードによってストリングの異常値を検出。判定モードを抵抗系、電流電圧系、電力系の3つの判定基準から選択できます。開放電圧と短絡電流は同時測定したデータの比較により判定が可能です。

屋外EL/PL検査装置『エプティフ』
太陽電池モジュール製造現場における品質検査を、設置現場で実施!

- パネルを取り外すことなく、屋外の設置現場で製造現場と同レベルの品質検査が可能。
- 設置現場で暗室やレーザー光源を使用せずに、簡便にEL/PL検査が可能。
- 日照の強弱等に左右されずに安定した検査が可能。
- パネル内部の状態をすばやく可視化。
- 当社独自の画像解析でパネルの健康状態を診断。
- 住宅用システムからメガソーラーまで、あらゆる用途で検査可能。
- 不具合の前兆を見抜くことが可能。
- パネルの劣化・故障に起因する発電ロスや損失を未然に防ぐ、もしくは早急に食い止める。
- 設置後の定期検査のみならず、設置前の受入時検査や竣工時検査におけるパネルの検査等、屋内及び屋外の様々な場面での活用が可能。
- 発電量の低下等の原因究明や、台風・積雪等発生後の検査に有効。
太陽電池に強制的に電流を流して発光させ、赤外線カメラで撮影し、画像化します。結晶や電極に欠陥があれば、EL発光の強度が低下し、PID現象による劣化箇所やクラック等、目には見えないものも含め、不具合箇所が画像の明暗で表示されます。
PL検査の原理
太陽電池は光を吸収して発電しますが、一部は発光という現象で放出しています。PL検査はレーザー光を太陽電池に照射し、発光させ、その光を撮像する検査方法です。セルそのものの素子劣化や均質性を評価することができます。

エプティフは、信号入力ボックス、赤外線カメラ、PCの3点で構成されます。通常のEL検査とは異なり、特殊な信号を周期的にパネル(ストリング)に入力し、その周期と一致した部分のみをカメラで捉えて画像化します。そのため、通常必要な暗室は不要です。PL検査についても、光源には太陽光を用いるため、通常必要なレーザー光源は不要です。また、セル単位ではなくパネル(ストリング)単位での検査が可能です。
株式会社エヌ・ピー・シーの技術・製品・サービス一覧
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